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きらめき子育て賞
太陽
第6回きらめき子育て賞
体験記部門
入賞作品10編

相本 正美

大塚 みどり

折本 洋子

末森 理恵

徳原 希

原田 直子

藤岡 道生

正木 啓一

村上 善和

吉岡 秀夫

※掲載は作者名五十音順
 三人目を出産して
原田(はらだ) 直子(なおこ)
 
 去年の2月に次男を出産しました。そして今、我が家には小学2年の長男、年長の長女、1歳半の次男が居ます。結婚した当初は、子供は二人かな、と思っていました。主人も私も二人姉弟で三人目なんて想像もしてなかったのです。
 しかし、三人目から家庭の中でも社会性が出てくるなど聞いて、長女が三歳過ぎた頃、三人目が居てもいいなぁと、思い始めたのです。私を産んだ母を、超えてみたいと思う気持ちもありました。長男を妊娠中は、仕事をしていたし、長男が1歳になった頃に長女を妊娠し、長男が2歳になる直前に長女を出産、バタバタと育児に追われていたように思います。育児を楽しむ余裕なんて無かったのです。
 しかし、長女と4歳離れて次男を出産し、本当の育児の楽しさを日々教えてもらっている最中です。何をしても、可愛いってこの事だなぁと、次男を見て思うのです。育児の楽しさ、幸せを解る為に、私は、3人の子供達が必要だったのでしょう。
 3人目は、妊娠中から全く環境が違いました。上の子2人が毎日お腹に話し掛けてくれました。お腹が動くと私も子供達も大喜び、「怒ったんかねぇ?」「喜んだんよ」「早く出たいって!」などといろいろ話をしました。上の子二人共に、帝王切開だったので3人目も帝王切開でした。手術後、痛みを和らげてくれたのは、産まれたばかりの次男でした。そして今も、次男は家族を和ませてくれています。上二人が喧嘩していると、歩きだしたばかりの次男が近寄り「ゴニョゴニョ!」と訳の解らない日本語を発して、喧嘩のマネをします。それを上の子二人が見て大笑い。喧嘩が止まります。ある時、パンをポイっと投げた次男に私が、「投げたらいけんのよ!」と言うと、長男が駆け寄り、次男の耳を塞ぎ「はい、耳栓、耳栓」と次男をかばいます。そんな二人の姿を見て笑ってしまいました。タンスの中の服を手当たり次第に引っ張り出し、放り投げていた時も、もうこんなことが出来るようになったのかぁと、嬉しく思いました。長男の時には、毎日毎日散らかされてイライラしていた記憶がよみがえりました。この作品を書いた日は、初めて自分で冷蔵庫を開けアイスクリームを食べていました。丁度、私がゴミ捨てに行っている間でした。帰ってくるなり、長男が「お母さん大変なことになっちょるけぇ」とベトベトになった次男をお世話している長男、長女。そして長男が「沢山いたずらするけぇ大変やね」と言い、「本当ねぇ」と笑う私。
 大変さを解ってくれるようになった長男、長女、そして冷蔵庫を開けることが出来るようになった次男、家族みんな日々成長しています。



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草原
やまぐち子育て連盟 http://yamaguchi-kosodate.net
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